おひさまに魅せられてPart2

おひさまに魅せられてPart2

韓国の女優ハ・ジウォンさんの素敵さを綴るファンブログです

「奇皇后」第6話

LaLaTVで放送中の「奇皇后」は、8話まで放送されました。

ホントは各話ごとに記事を書こうと思っていたんだけど…、この時季は体調管理も難しくてなかなかPCに向かう気になれませんでした(^_^;

皆さんもどうぞご自愛くださいね。

 

 

さてさて、遅ればせながら今日は第6話「偽りの証言」を観ました。

前半はヤマ場続きですが、6話はなんと言っても父キ・ジャオとの別れのシーンに胸を打たれます。

6話は、2014年のNHKの本放送時に思わず泣いてしまったほどジウォンさんの演技に心を打たれた回です。母と一緒に観ていたのでちょっと恥ずかしかったけど。韓国ドラマは「奇皇后」が初めてだった私は、韓国の女優さんは演技が上手いな、と心底感動したんです。

それもそのはず、スンニャンを演じていたのは韓国でも演技派と謳われるジウォンさんだったのですから。

 

 

前のブログでも取り上げていたなと思ったのですが、6話に関することではなく、ジウォンさんの演技について記事にしていました。

sunbow45.hatenablog.com

 

このシーンに関しては、ハン・ヒ監督もこのように回想されていました。

―特に印象に残っているシーンは?

 序盤の牢獄で父が亡くなり号泣するシーンでは、ジウォンさんがものすごく役に入り込んでいて、撮影が終わった後も涙が止まらないようでした。「素晴らしい集中力だな」とあらためて思い、「その前のストーリーを知らない人が見ても心を打たれる演技ができる女優だ」と思いました。あの時のジウォンさんの姿は、本当に印象的でした。序盤はスピーディーに物語を展開させたので、演じる俳優は感情の流れを見失ってしまいがちです。ですが、彼女は流れを見失うどころか、物語の行間さえも見事に埋めて、見るだけで伝わる演技をしてくれたんです。(『もっと知りたい!韓国TVドラマ』より引用)

「その前のストーリーを知らない人が見ても心を打たれる演技ができる女優だ」

「物語の行間さえも見事に埋めて、見るだけで伝わる演技をしてくれた」

これって最高の賛辞じゃないですか(^^)

 

 

さらに、DVD特典ディスクでは、こんなことも。

sunbow45.hatenablog.com

一緒に作業する人たちまでも感動させるジウォンさんの演技。

素晴らしい!

 

 

キ・ジャオ役のキム・ミョンスさんのインタビューに、ジウォンさんとのこのシーンについての話がありました。

n.news.naver.com

以前、どなたかのブログで見ていたのですが、探してみました。

「奇皇后」に関する部分だけ訳してみると

"「奇皇后」は50部作でドラマ撮影のために夜を明かすことが多かった。 当初6回撮影することになっていたが、予想と違い2ヶ月半撮影した。 娘キ・スンニャン(ハ・ジウォン扮)の腕の中で死ぬ場面が最後の撮影だった。 私が演技したキ・ジャオは目が見えなくなって舌が切られたまま監獄で娘に会う。不具者になった父を抱きしめて嗚咽する場面を撮り終えると、夜が明けた。

夜を明かさなければならない状況で自分のことだけ考えてはいけない。 相手役のジウォンのためでなければならない。 ジウォンがやはり父役の私のことを考える。 私は撮影が終われば分量を終えて撤収するが、ジウォンは主演だから翌日もずっと撮影をしなければならない。 他所に行けば感情が乱れるので監獄の中で6~7時間、ジウォンと一緒にいなければならなかった。 スタッフが監獄で最後のカットを叫ぶ時、ジウォンが私の手を握って2分間わあわあ泣いた。 感情が込み上げるからだ。

ドラマは俳優同士、抱きながらする。 俳優は高価な衣装のために疲れたからといってどこででも目をとじることはできない。 休んでいてもからだが常に緊張しなければならない。 私のような助演は、配役を終えれば休むことができる。 だが、主演は違う。 舞台には'主人公をしてみた人は分かる'という話がある。 ドラマもやはり主人公をしてみてこそ、後輩俳優が主人公をする時、どんな点を抱くべきかが分かる。 ドラマの主演は孤独で、あるときは出血も激しい。(※痛手?損害?)

私はドラマの序盤に死んだが、ジウォンは撮影を継続しなければならなかった。 ジウォンに'ドラマは体力戦だ。 今はドラマ序盤だ。 君は50部作をとってみたことがないが、私は100部作ドラマをたくさん撮ったから(わかる)、体力を温存しなさい。 演技は君を信じて行けば良い。 まだ始まったばかりだ。 必ず健康に気をつけなさい'という助言をした。"

 ところどころ変な訳がありますが…)

キム・ミョンスさんは大作に出演した経験を持つ先輩として、ジウォンさんにアドバイスをされたんですね。その心遣いが素敵です(^^)

 

 

「奇皇后」は51話の大作だから、印象に残るシーンはいくつもあるけれど、6話のこのシーンは強く心に残るシーンでした。