[焦点IS] 「チョコレート」ユン・ゲサンXハ・ジウォン、見るほどハマるレトロ ヒューマンメロー
俳優ユン・ゲサン、ハ・ジウォンが一つになった「チョコレート」が甘くほろ苦いヒューマン メロでお茶の間を染めている。人間のにおいがプンとする話で慰めをプレゼントするところだ。
JTBC金土ドラマ「チョコレート」は先月29日初放送された。 全国3.5%、首都圏4.2%(ニールセンコリア、有料世帯基準)を記録して、幸先の良い出発を知らせた。 去る7日4回(4.603%)で自らの最高視聴率を記録した。 イ・ヒョンミン監督とイ・ギョンヒ作家が作り出した繊細な感性の上にユン・ゲサン、ハ・ジウォンの相乗効果が加わって「感性ドリームチーム」の真価が発揮された。
ギリシャを背景にハ・ジウォン(ムン・チャヨン)に走って行くユン・ゲサン(イ・ガン)の姿がオープニングを飾り、とても遠い時間を回った二人の話が始まった。 1992年莞島(ワンド)のある食堂で会った幼い頃、時間が流れて医師と料理人になった二人が再会する過程が入れられた。 ハ・ジウォンは初恋であるユン・ゲサンにすぐに気づいたが、ユン・ゲサンは覚えていなかった。 ここにユン・ゲサンの親しいユ・テオ(クォン・ミンソン)が加わりロマンスが交錯し、切なさをかもし出した。縁の輪は決して断ち切ることはできなかった。 ホスピス病棟で再会したユン・ゲサンとハ・ジウォンの間にはピンク色気流が流れている。閉じられた心が少しずつ開かれ、お互いを知っていく時間が描かれて視聴者の共感を得ている。
2004年ヒット作「ごめん、愛してる」でシンドロームを起こしたイ・ヒョンミン監督とイ・ギョンヒ作家が15年ぶりに再会した。 寒い冬、胸を温かくさせるメロドラマの誕生を予告した「チョコレート」とは、「レトロ ヒューマン メロー」という愛称を得た。この頃流行するレトロブームとあいまって、観るほどにハマるドラマという評価を得ている。レトロな感じがどことなく心を動かす力があるのだ。それぞれ違う痛みを乗り越えて生きていくユン・ゲサンとハ・ジウォンの話が、ギリシャと莞島(ワンド)の美しい風景を背景に繊細に展開し、イ・ヒョンミン監督特有の繊細な演出が切なくてかすかな感覚を刺激した。人物の内面を深く眺めるイ・ギョンヒ作家ならではの温かい視線も目を引いた。
ユン・ゲサン、ハ・ジウォンの物静かなメロー演技がもう一つの見どころとして位置づけられ、作品の完成度を高めている。 かすめる視線とすれ違う手だけでときめきをかもし出したユン・ゲサンとハ・ジウォンの相乗効果は、今後描いていくロマンスに期待を精一杯高めている。
「チョコレート」イ・ヒョンミン監督は「人生に疲れた多くの人にとって憩いの場や休息のようなドラマだ。ギリシャと莞島(ワンド)、麗水(ヨス)、扶余、海外および全国各地でロケーションが多かった」といい、「刺激的な話はない。 世の中の人々が生きていく話、生きて死ぬ話だ。 このようなドラマは食べ物で例えるとするならMSGがない食べ物だ。材料が重要だ。本当に良い料理人は良い材料を使って塩と火で料理を作ると言った。良い俳優がたくさん出てくる。 俳優がよく見える作品」と話した。
(※MSG=化学調味料)
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このドラマの良さは、昔懐かしい感じがするところじゃないかと前にも書きましたが、まさにそのことを述べたコラムがありました。
制作発表会のときの監督の言葉がいいなと思っていたのに、怒濤の情報ラッシュですっかり埋もれてしまっていました(^_^;
記事の最後の方にあるけど、いいと思いませんか?
「刺激的な話はない。 世の中の人々が生きていく話、生きて死ぬ話だ」
「チョコレート」の舞台は、ありふれた日常の世界です。
そこが他の作品と違うところのようです。
そして、そのありふれた世界に登場するのは、良い俳優たち。しかも、たくさん。
今日もユ・インスさんが出演するという情報があがっていましたが、今のキャストだけでも演技派揃いで豪華ですよね。
この記事を書いた記者さんも「レトロな感じがどことなく心を動かす力がある」と言われていますが、やはりそれがこのドラマの魅力なんでしょうね。
こういう心にじんわりとくる作品って、日本人好みのような気がします。
さらに、主人公のキャラクターもそう。
いろんなことがありながらもひたむきに生きているムン・チャヨンとか、めちゃくちゃ日本人の好きなタイプじゃないですか?健気で、愛にあふれていて。
私は好きだなぁ(^^)
イ・ガンの秘めた優しさとかもね。
本当に日本での放送が待たれます。
来年の春には観られるといいなぁ。