おひさまに魅せられてPart2

おひさまに魅せられてPart2

韓国の女優ハ・ジウォンさんの素敵さを綴るファンブログです

ひとりごと

年が明けてからの3ヶ月は、あっという間に過ぎて行く気がします。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」なんて言われているけれど、本当にそれを実感しています。

 

今年に入ってジウォンさんは目立った活動もなく、画家としての時間を満喫されているような感じですね。NFTで作品を発表していくということもニュースになっていましたが、実際に販売されているのかはわかりません。NFTには芸能事務所や芸能人が参入していて、絵画だけでなく動画なども買えるようになっているみたいです。

自分の"推し"に関するものなら何でも手に入れたいと思うファンも一定数いるでしょうから、そういう人たちにとっては、NFTは魅力的でしょうね。

最初の頃は私もジウォンさんが持っているものを欲しくなって、買ったりもしました。クマ夫とか、ハリオのコーヒーサーバーとか。でも、ファンになって時間が経ってくると、ジウォンさん関連のものを欲しいと思う気持ちもだんだん薄くなってきました。単にトシを取ったからなのかな(笑)

だから、ジウォンさんの絵をNFTで買えるとしても買うことはないかなと思います。

ジウォンさんが絵を発表することやNFTで販売することを否定的に捉えているわけではありませんが、そういう関わり方・繋がり方もあるんだなと思って眺めています。

 

そんな私なのですが、ジウォンさんの創作活動に対するアンチコメントにはイラッとしちゃうんですよね。見なきゃいいけど記事になると見えちゃうのでしょうがない(^_^;

ジウォンさんの画風っていわゆる現代アートだし、"Don't think,feel!"なんだろうなと思って、正直私にはよくわからないのでそのまま受け止めている感じなのですが、ま~言わずにはいられない人の多いこと(笑)

前にもブログで書いたけれど()、「子どもの落書きだ」という意見には「だったら描いてみやがれ!」みたいな気持ちになっていた私。

やっぱりね、自分の好みではないとか下手(に見える)とか本物の画家ではないとかいう理由で非難するのは違うと思うんですよね。

 

ジウォンさんの創作活動に関してはいつもそんなことを思ってしまうのですが、たまたま読んでいた本に「そう、そうよね!」と言いたくなる場面があったので、今日はこんなブログを書いています。

ちょっと引用します。

「抽象画で有名なんだって。前に来た時に、学芸員のお姉さんに聞いたんだけど、海外でも評価されているらしくて」
 もはや、あの時の僕にとっては、「抽象画」はもとより、「学芸員」も「海外」も未知なる、遠い世界の言葉だった。
「へえ」知ったふりをして答えた。「こんな、落書きみたいなものが、凄いの?」
 小学校の頃の自分を庇うわけではないが、その絵は実際のところ、落書きじみていた。線が引かれているかと思えば、渦巻きのようなものもあり、青色と赤色が飛び散っている。
 安斎が奥のほうに行ったので、僕も続く。以前から時折来ていた安斎のことを、美術館の係員たちは、「絵画好きの子供」と認識していたからか、学校帰りの僕たちのことも不審がらず、むしろ勉強熱心な子供たちと目を細めている向きもあった。
 素描画が並ぶ壁で立ち止まった。葉書三枚くらいの大きさの小品ばかりで、いずれも色のついていない、ラフな下書きじみていたため、僕は正直に、「これなら僕でも描けそうな気がするけれど」と感想を漏らした。
 安斎は、「本当にそう思う?」と訊ねた。
「描けそうだよ」
「実際にはこれって、子供には描けないよ」
「そうなの」
「デッサン力があるから、ここまで崩せるんだ」
 安斎の言葉の意味は、もちろん僕には分からない。「でも、描けそうだと思わない?」としつこく言い返した。

 

(『逆ソクラテス伊坂幸太郎著・集英社・2020年)

 

私には、「僕」と「安斎」くんがジウォンさんの絵を見ながら会話しているかのように思えてしまいました。

そして、安斎くんの言葉に納得してしまうんですよね。(さきほどの②の記事を見るとわかると思います。)

実際には子供には描けない――私もそう思うし、だからこそすごいなと思ってしまう。

私の好みとは違うけれど(ごめんなさい!)、本当にすごいなと思うんですよね。

 

 

何度か書いているけれど、私は女優モードのジウォンさんを見たいと切望しています。Netflixでいくつかドラマを観ましたが、こういうジャンルの作品に出てほしいなと思うものもありました。

時代劇なら間違いないだろうし、社会派ドラマも見てみたい。

年齢的にもポジション的にも、これまでのような路線は厳しいんじゃないかと思ったりもします。「雨光」がこれまでにないジウォンさんを見られる作品になりそうではあるけれど、ドラマでもそんな作品に出演して、また存在感を示してくれないかなと期待しています。

画家モードで解き放たれた印象を受けたのですが、女優としてもこれまでとは違ったジウォンさんを見てみたいです。